お月見山の最下層

基本的には思ったことを落書きしていきます

殿堂ゼロにおける轟轟轟ブランドの立ち位置について

轟轟轟ブランドの殿堂ゼロについて思っていることをいろいろ 

 

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概要

 【轟轟轟ブランド】とは、その名の通り《轟轟轟ブランド》をメインアタッカーに置いた高速アグロデッキのことである。

 高速アグロの例に漏れず手札が枯渇しやすいが、その性質上《轟轟轟ブランド》などが有する「G・G・G」と相性が良く、無理なく早期召喚が狙える。

 通常環境では、赤単軸と赤白軸の2パターンが存在するが、殿堂ゼロにおいては速度において大差なく、妨害札となる《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》や《正義の煌き オーリリア》が投入できる白赤軸が最有力デッキとなる。

 

サンプルデッキリスト

【デッキ】殿堂ゼロ 白赤轟轟轟ブランド ニクジル型
1 x 禁断~封印されしX~/伝説の禁断 ドキンダムX
4 x グレイト ”S-駆”
4 x ミサイル”J-飛”
4 x ニクジール・ブッシャー
4 x ”轟轟轟”ブランド
4 x 予言者クルト
4 x 希望の親衛隊ラプソディ
3 x 制御の翼 オリオティス
4 x ヘブンズ・フォース
4 x 奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ
4 x 正義の煌き オーリリア

 

18/10/20 オルタナCS優勝 白赤ブランド 

(18/11/14 訂正 確認ミスでした)

【デッキ】殿堂ゼロ白赤轟轟轟ブランド - デュエルマスターズ DMvault

1 x 禁断~封印されしX~/伝説の禁断 ドキンダムX
4 x グレイト ”S-駆”
4 x ミサイル”J-飛”
4 x ニクジール・ブッシャー
4 x ”轟轟轟”ブランド
4 x 予言者クルト
4 x 希望の親衛隊ラプソディ
3 x 一番隊 クリスタ
4 x ヘブンズ・フォース
4 x 奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ
4 x 正義の煌き オーリリア

 

 まずここで殿堂ゼロの環境について簡単に解説する。

 以下が主要アーキタイプである。

 ・《母なる大地》+《龍素記号Srスペルサイクリカ》コンボ

 ・「超次元呪文」+《ラッキー・ダーツ》

 ・《天雷王機ジョバンニX世》+《ドリル・スコール》コンボ

 ・《デュエマの鬼!キクチ師範代》+《アクア・パトロール》コンボ

 ・《轟轟轟ブランド》

 ・(ドギラゴン剣 系統デッキ)

 

 基本的にシールドを攻撃しない即死コンボを搭載したデッキが多いため、受ける必要が薄いために《光牙忍ハヤブサマル》や各種S・トリガーを捨てているデッキが多い。

 受けるカードが少ない=高速アグロにとっては追い風であるのは言うまでもない。

 さらに殿堂ゼロ環境の多くのデッキは通常環境以上に5コスト以下の呪文に依存していることが多く、《正義の煌き オーリリア》の制圧力が特に強力に働く。

 極端な例で言えば、《予言者クルト》→《ヘブンズ・フォース》+《正義の煌き オーリリア》でゲームエンドということもしばしば発生するレベル。

 これにより、《轟轟轟ブランド》に頼らずとも《正義の煌き オーリリア》を絡めた小型ウィニー戦術も取ることが可能であり、事実強力である。

 

 リストには、《禁断~封印されしX~/伝説の禁断 ドキンダムX》を1枚しか採用していないが、《轟轟轟ブランド》の引く確立を上げるために2枚以上投入されるケースも存在する。この場合は、《制御の翼 オリオティス》の枠が削られることが多い。

 上のリストと下のリストでは《制御の翼 オリオティス》《一番隊 クリスタ》が入れ替わっている構築となる。

 踏み倒しに対しプレッシャーをかける《制御の翼 オリオティス》を採用するか、《正義の煌き オーリリア》の早期召喚を狙える《一番隊 クリスタ》を投入するかは個人や環境に左右される所が大きいだろう。

 比較的カジュアルな環境であれば、同系を見れる上に《ドギラゴン剣》系統も多く、《龍装チュリス》に対し睨みを利かせる《制御の翼 オリオティス》を、煮詰まった場所であれば《正義の煌き オーリリア》の早期召喚を狙える上に後続のメタリカのコストを減らすことで自然にハンドを減らすことのできる《一番隊 クリスタ》を投入したい。

 

対轟轟轟ブランドに向けて

 正規コストを無視するパターンも多く、《オリオティス・ジャッジ》を投入したくなるが、《正義の煌き オーリリア》によるトリガー呪文封殺があるため、非常に対処が面倒。

 《テック団の波壊Go!》では、盤面の小型クリーチャーまたは《轟轟轟ブランド》《ニクジール・ブッシャー》をどかせるため、有力なトリガーとなるように見えるが、バウンス面を使用したときには《伝説の禁断 ドキンダムX》の禁断開放を許し相手側の打点は変わらないことも多く存在する。

 だが攻撃を受けた時点で既に間に合わないということもあり、手札・残りのシールドと相談した上で残りの除去に賭けるというのも一つの戦術である。

 アグロデッキに対しては手札が必要以上に余るということもあり、緑系デッキでは《天真妖精オチャッピィ》や《マッスル・ポテト》は余った手札の良い処理方法になる。

 

 通常環境において有力なカウンターとなる《Dの牢閣 メメント守神宮》の採用も一考の余地あり。要検討。

 

最後に

 殿堂ゼロにおいても《轟く侵略レッドゾーン》を利用した赤白バイクのようなデッキはあったが、それを上回ることのできる速度でかつメタクリーチャーを張りつつ殴るデッキが通常環境にもいるというのはすごいと感じた。

 ここまで書いてきたが通常環境/殿堂ゼロでも轟轟轟ブランドを握ったことが少なく、正直デッキリストを見た上で思ったこと/考えていることをまとめている。

 そのため細かいプレイング等に関しての経験値が低く、通常環境においても殿堂ゼロにおいても握っている人がいればその他細かい所を聞きたい。

 最近紙に対してある程度文章に起こした上で周りとの認識の違い、ズレを直していく事が勝率を上げる鍵ではないかと考えてはいるので、今後も思いついたら少しづつでも書いていきたい。